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「サイコ」1960年アメリカ製作

サイコって言ったらサイコガンダム…い、いえ、何でもありません。忘れて下さい。

サスペンス映画の巨匠、監督アルフレッド・ヒッチコックの作品の中でも王道を行く筋立てと
サイコキラーものの原点として名高い「サイコ」ですが、
実は先月まで未見でした~~~~ッッッ!苦節35年ッ!(←遅い)

名高いだけのことはあります。
定石を積み上げただけでない、極上のサスペンス定食を味わった気分でした。
余は満足じゃ~(←古い)

原題Psycho、意味は口語の「精神病者」

音楽が最初から怖いです。
オープニングもじわじわと地味に追い詰められている気分になります。しかし、ここは上品なヒッチコックの持ち味。
びっくりして椅子から飛び上がるようなことはありません。

なかなかトリッキーなタイトル「サイコ」
精神病者なのは最初ヒロインか?と少々勘違いを起こしていました。

アメリカ西部アリゾナ州の州都フェニックスで長年不動産店で働いてきたマリオンには悩みがあり、
出来心で横領をする。出来心とはいえ、彼女はかなりせっぱつまっていた。
恋人サムとは遠距離恋愛で
しかも恋人は離婚した元妻との金銭的な事情で、なかなか結婚できない。
その日も会社の昼休みに安ホテルで短い逢瀬とくれば、
ph1.jpg
イライラして、心にもなく「もう会わない」と言い捨てて会社に戻る。
そこへ4万ドルの現金で家を買う中年男が現れる。
彼女はその4万ドルを銀行に預けるよう頼まれるが、大金を手にした彼女は
「このお金で恋人の金銭問題を解決しよう!」と、札束をバッグにねじ込み、車で町を飛び出します。
マリオンの引きつったお顔が怖くて、こちらまで緊迫感に襲われます!
ph2.jpg

焦る心理が犯罪につながったように見えて、彼女がタイトルのサイコなのね、と、まだまだ続く勘違い。

逃走する彼女の心をさらに追い詰める警官・自動車転売店・豪雨。この展開が実にサスペンスフル。
ああ、ヒロインはどうなっちゃうのと、息を飲んでいると
本物の精神病者が登場するのであります。
この本物サイコ青年ノーマンはモーテル経営者。趣味は鳥の剥製作り…。
ph3.jpg

最初はいい人に見えるのに、じわじわ怖くなってきます。

そうなると出来心でお金を盗んだマリオンなど可愛いもので、彼女はなんとか平常心を取り戻し、
フェニックスへ戻って罪を償う決心をするのですが、その矢先にノーマンに殺されてしまうのです。
(けっこう叫び声がすごいのでご注意ください↓)

マリオンが浴室で殺されるシーンの音楽。
「キッキッキッキッ」と、まるでガラスを爪で引っ掻くような音です。
TV版「Mr.ビーン」などのコメディドラマで使われているのを聞きましたが、
本家オリジナルは効きました。
これを暗い映画館で観たら相当ショッキングだったでしょう。 
この浴室のシーンがあるから、この映画はモノクロなのだな、と納得しました。
なんでも映画にトイレ&水を流すシーンを入れたのは「サイコ」が初めてだったとか。
今の倫理基準では考えられないほど、昔は奥ゆかしかったのですね。

この青年、実は母親の人格と入れ替わるうえに、青年の人格でも母親の人格でも人殺しをするという難義なヤツ。

マリオンを探しに来た探偵は殺されるし、サムとマリオンの妹も危機一髪の目に会います。
ラストはほとんどホラーです。彼と母親の状況について心理学者が理路整然と語っても
肝心のサイコ青年を治す方法がなさそうでしたから。
ph4.png

このタイプのラストシーンはずっと受け継がれていて、「羊たちの沈黙」のラストに続いているような気がします。 

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今回のプラスワン

アルフレッド・ヒッチコックと彼の映画については
1970年代に映画雑誌で、すでに映画史の一部のように語られていることも多く
未見ながら情報だけはたっぷりと。

でも、百聞は一見にしかず。観ないことには分からない。
新聞のTV欄をチェックして高校時代にやっと、「引き裂かれたカーテン」「フレンジー」「裏窓」を観ました。
とても印象に残っています。
その後も「ハリーの災難」「北北西に針路を取れ」など。
しかし、「鳥」を観ながら、妹と「コレのどこが怖いの?」と笑ってしまったのは
先に「13日の金曜日」や「エルム街の悪夢」を観てしまったせいでしょう。
時代は加速度をつけて過激になっていたようです。

「サイコ」製作中のヒッチコック御本人を題材にした映画「ヒッチコック」が公開中だそうで、
ワタクシ、またしても観に行けません。
主演が「羊たちの沈黙」のアンソニー・ホプキンスと知った時はなんだか笑いそうになりました。
いや、ちょっと、ほんと、「サイコ」がおもしろかったので、これは観たいのになぁ…。
(今年後半は強烈にお金も暇もございませんことよ、おーほっほっほ)


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(元記事は2013年5月17日に書かれました・エントリー711)
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