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「オーメン」1976年アメリカ製作

えー、2006年に(激しく劣化した)リメイクをされた(失礼!)オカルト映画です。

新約聖書のヨハネの黙示録によると
「ここに知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。
その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は666である」(13章18節)

アメリカ人外交官ソーンは、ローマの病院で死産した我が子の代わりに
6月6日午前6時に誕生し、頭に「666」のアザを持つ赤子を養子にしてダミアンと名付けます。
彼が5歳になって周囲で異変が起こり、
やがて彼が悪魔の子と知った者が彼を抹殺しようとする話です。

が、国民の大半が無宗教、ないしはアミニズムの国・日本。
どこがどう怖いのか、あまりピンと来なかったのは仕方ない。

ヨハネ黙示録をどう解釈したら、666=悪魔になるのか、よく分からないし、
今や「悪魔?いるの?マジィ~?」って国民だからね。
ただ、この島国の国民が「オーメンと言えば666」と、条件反射するようになったのは、映画の功績。
それくらい流行りました。

ショッキング惨死シーンはちょっと猟奇的で一瞬ビクッとしますが
それより怖かったのは真夜中にお墓を暴くと、山犬と赤子の骨が出てくるシーンでした。
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それとダミアンの乳母であり、悪魔側の人、ベイロック夫人ですね↓
om2.jpg
om3.jpg
居るだけで怖い。

家族を愛する外交官ソーン・パパ(グレゴリー・ペック)や
om4.jpg


神経質で体の弱いママ(リー・レミック)では
om5.jpg
太刀打ちできそうにないですね。
それに現代社会だけあって、パパもママも熱心な信仰の人でない!
悪魔は人間の泣きどころを突くのが上手いようです。

テーマ曲は相当に怖いですね、一度聞くと耳から離れません↓
さすがジェリー・ゴールドスミス作曲。
The Omen Music Video (Jerry Goldsmith)


舞台のほとんどがアメリカ本土じゃなくて
外交官パパの赴任先であるローマやイギリスというのがミソかもしれません。

アメリカは移民の国です。
アメリカ人のルーツをたどれば、白人(とりわけ政治経済の中枢にいる人達)は必ずヨーロッパにご先祖があるわけです。
とりわけキリスト教の一大勢力のカトリックの総本山は、
ローマの中の独立国バチカン市国で、
つい先日は根競べして初の南米出身法王を選出していたところです。
そのお膝元で悪魔の子が誕生しているのですから、
悪魔側もどこに潜んでいるか、分かったものではありません。

ラストシーンでダミアンが振り返ってニヤぁ~と微笑みますが、
キリスト教圏の方々が一番怖かったのは、そのシーンだそうです。
「両親の葬儀の場には大統領も来ていた。
ダミアンの手を引くのは彼かも知れない。
つまり、成長したダミアンが国家の中枢にいる可能性を暗示したラストだから」なる解説が
映画雑誌に載ってて
宗教的背景の違いに愕然としました。

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今回のプラスワン

根競べならぬコンクラーヴェ。
ラテン語で「鍵がかかった」という意味だそうで、
最近のワイドショーはハイレベルなことを教えてくれますね。

フランス・ドイツ共同制作のTVドラマ「ボルジア 欲望の系譜」(2011年・R15指定)でも
ボルジア家のロドリーゴが法王アレクサンデル6世に
選出されるまでのコンクラーヴェが
延々と描かれていて
たいへん興味深かったです。

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選出会場&枢機卿宿舎への廊下をレンガとモルタルで塞いでしまって
本当に出入り不可能にしていました。
(小さな窓から飲食物を差し入れできますが)
そして枢機卿同士で買収と脅しと駆け引きと投票の繰り返し。
途中で高齢の枢機卿が「家に帰してくれ~」と根を上げる始末です。

ロドリーゴ・ボルジアは卑怯にも小さな鏡を使って、光の反射で合図して外部と連絡を取ったり
一番くつろぐ場所=トイレで買収を持ちかけたり
はたまた食物の差し入れをしたり
とことん腹黒いオヤジに描かれていましたが、
子供達がオヤジに負けないくらいやりたい放題なのがボルジアのイメージにぴったりで、おもしろいドラマでした。
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