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シシリアン」1969年フランス製作

中学生だったか、TV放映を見て、たいへんおもしろかったのを覚えている。
初めてのフィルム・ノワールの類だったからかもしれない。
飛行機をハイジャックして高速道路に着陸させるシーンはすごいと、まぁ、度肝を抜かれたのだ。
日本沈没のような奇想天外さではなく、
ギリギリ実現可能性を感じるスリルとリアリティだった。

「シシリアン」はギリギリあり得るスリルとリアリティが散りばめられた映画だ。
パリのおもちゃ製造会社が実はシシリー島出身のマフィアだったり
刑務所から殺し屋を脱獄させるのに古典的な方法を使ったり
その殺し屋がマフィアの一人の奥さんとデキてしまったり
それを奥さんの甥っ子が見てたり
宝石を大量に乗せた飛行機をハイジャックしたり
それを高速道路に着陸させて宝石を奪い逃走したり
彼らを追うル・ゴフ警部が殺し屋の潜伏先までやって来たり

観ていて、非常に楽しい。

おもちゃ会社の社長のジャン・ギャバン↓(黒のスーツ)が実にいい。渋い!重い!まさにマフィア一家の親分!
ci2.jpg

ル・ゴフ警部のリノ・バンチュラ↓が実にいい。渋い!重い!まさにパリ警察の親分!
ci1.jpg

殺し屋サンテのアラン・ドロン↓が実にいい。若い!軽い!親分二人の前では、ただのチンピラ!
ci3.jpg

そして、エンリオ・モリコーネのテーマ曲が耳に残る。
ぼよ~ん、ぴよ~ん、ぼよ~ん。


私はこの音楽を小学3年の夏に聴いてから忘れられなかった。
それは町の有線放送から流れたのだ。
ちょうど昭和45年(1970年)台風10号が通過中か、通り過ぎた直後の暗い夏の日、
納屋の屋根瓦が飛んだと騒いでいる祖父母、
豪雨で濡れた土間に長靴が転がっていた。
その正午の時刻にこの音楽が流れた。
ぼよ~ん、びよ~ん、ぼよ~ん。

シシリアンのテーマ曲はその場にそぐわなかったが、私の心にはぴったりだった。
強烈な印象だった。
それにしても、なぜ町の有線放送にこれが流れたのか。
役場に映画ファンがいたとしか思えない仕業だ。

フランス語版予告 ジャン・ギャバンの渋い声が聴けます。




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↑英語版がやたら高画質とか制作秘話がいっぱいとか

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今回のプラスワン

製作から40年以上経つと、話以外も観るところが増えた。
それは当時の風俗や建築物や建築途中のパリ郊外の風景、
そして古い飛行機内部だったりする。
コクピットと客席の仕切りがカーテン一枚。
今から30年前に徳島-東京を飛んだYS‐11型機もそうだったような気がするし、
平成2年に妹がローマ-パリを飛んだ時のアリタリア航空機もそうだったと言って話のネタにしていた。

懐かし映画の楽しみの一つは、今は消え去ったモノや風景との出会いだろう。

1980年以降姿を消した手回し式黒電話
ci4.jpg

有線放送はこれで聞えてきた。
朝6時・正午・夕方5時だったと思う。
ちなみに町外への電話はまだ出来なかった。
どうしていたかというと、交換手を呼び出して繋いでもらった。
交換手なしで出来るようになったのは、1970年代前半か半ばだった。
母の実家に電話するのがたいへんだったのを覚えている。
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2017年03月31日(Fri) 19:07












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